第11回臨床画像評価セミナー
~マンモグラフィの画像評価の基礎~
教育委員会,画像部会,東京支部
今年度の臨床画像評価セミナーはマンモグラフィの画像評価をテーマとしました.画像評価は,微小な石灰化や低コントラストの腫瘤性病変を検出する精度を担保するための重要な手法となります.撮影するフラットパネル検出器の性能を客観的に評価して,オーバーオールなシステムの性能を視覚的に評価する主観的評価を学ぶ初級編として企画致しました.マンモグラフィ特有の事象に加え,評価法の講義と演習を交互にすることで効率よく学ぶことができます.これまでの臨床画像評価セミナーは1.5日の開催でしたが,より参加しやすいように今回は1日開催となっています.マンモグラフィ評価の基礎をテーマとしているため,まったくの初心者から,独学で躓いている方,画像評価の復習としても,受講いただけます.開催は対面形式のみとなりますが,事前にe-learning講義を学習していただくことで,当日はその知識を活かして実践的な評価技術を習得して頂けます.年末の最後に,マンモグラフィの画像評価法を身につけてブラッシュアップしてみませんか.皆様のご参加を心よりお待ちしております.
第11回臨床画像評価セミナー | |
開催日時 | 2024年12月22日(日)9:30~16:30を予定(9:00より受付開始) |
会場 | 国立がん研究センター中央病院(〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1) |
定員 | 30名 ※先着順 |
参加費 | 会員5,000円,非会員11,000円 |
内容 | 以下の講義/演習を予定しています. 1. マンモグラフィの代表的評価の解説 2. 物理評価(講義,演習) 3. DRとマンモグラフィの解説 4. ROC解析について(講義,演習) 5. 視覚評価とマンモグラフィの解説 6. まとめ ※テキストとして,放射線技術学スキルUPシリーズ「標準 ディジタルX線画像計測」オーム社出版 日本放射線技術学会監修 市川勝弘,石田隆行 共編(定価5,500円),放射線技術学スキルUPシリーズ「標準 医用画像の視覚評価法」オーム社出版 日本放射線技術学会監修 白石 順二 編著(定価 5,280円)を使用します.事前に各自で購入して持参してください.なお,演習ではご自身のPCで解析を行っていただきます. |
講師 | 東出 了(鈴鹿医療科学大学) 篠原範充(岐阜医療科学大学) 由地良太郎(東海大学医学部付属八王子病院) 山崎 純(紀南病院) |
申込方法 | 会員システム『RacNe(ラクネ)』にログインしてお申し込みください. 非会員でもご利用いただけます. はじめに,申込の手順をご一読ください. ※お申し込み後,登録確認メールを受信できない場合は,お問い合わせください. ※申し込み締め切り後に受講の可否について連絡がない場合は,お問い合わせください. ※メールが届かない場合,迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください. |
申込期間 | 2024年8月10日(土)~ 12月10日(火)18:00 ※申込は,会員システム『RacNe(ラクネ)』で参加費を前納した時点で確定します. |
注意事項 | 事前学習e-learningについては改めてメール連絡いたします. 当日は12インチ以上の画面があるノートパソコンを持参してください. OS : Windows 10または11,メインメモリ4GB以上,ストレージ空き容量4GB以上 事前に”Image J”と”Excel”をインストールしておいてください.詳細は申し込み後にメールにて連絡します. |
問合先 | 山﨑 純(紀南病院) E-mail j_yamasaki@kinan-hp.tanabe.wakayama.jp |
>