研究情報サイト

研究情報サイトでは,部会誌「画像通信」で紹介された内容や,医用画像データベースに関する情報,プログラミングに関する情報,論文作成に役立つ情報など医用画像研究に役立つ情報を提供いたします.
■医用画像データベースの紹介

■胸部(単純X線)
日本放射線技術学会 標準ディジタル画像データベース[胸部腫瘤陰影像]
本学会学術委員会の学術調査研究班が,日本医学放射線学会の協賛により、日本および米国の医療施設からの症例提供の協力を受けて完成させたものです.現在この画像データベースのDICOMバージョンが作成され公開されています.
http://imgcom.jsrt.or.jp/download/
(標準ディジタル画像データベース(胸部腫瘤陰影像) DICOMバージョンの配布開始について ,画像通信40(1)にて紹介)
SCR database: Segmentation in Chest Radiographs
日本放射線技術学会 標準ディジタル画像データベースに対して,肺,心臓,肋骨の領域分割したデータを提供している.
https://www.isi.uu.nl/Research/Databases/SCR/
The Lung Image Database Consortium image collection (LIDC-IDRI)
https://wiki.cancerimagingarchive.net/display/Public/LIDC-IDRI
ChestX-ray8
NIH Clinical CenterのRonald M. Summersらの研究グループは,患者数:30,000,100,000画像以上におよぶ匿名化された胸部X線画像が公開されています(2017.10.30情報更新)

https://www.nih.gov/news-events/news-releases/nih-clinical-center-provides-one-largest-publicly-available-chest-x-ray-datasets-scientific-community
■CT
NIH issues huge database of CT scans for AI testing
NIH
The National Institutes of Health’s Clinical Center has made a large-scale dataset of CT images publicly available to help the scientific community improve detection accuracy of lesions. While most publicly available medical image datasets have less than a thousand lesions, this dataset, named DeepLesion, has over 32,000 annotated lesions identified on CT images.The images, which have been thoroughly anonymized, represent 4,400 unique patients, who are partners in research at the NIH. (※リンク先より抜粋) (2018.7.22情報更新)
■Breast
Digital Database for Screening Mammography(DDSM)
南フロリダ大学のデジタルマンモグラフィデータベースです.
http://marathon.csee.usf.edu/Mammography/Database.html
The mini-MIAS database of mammograms
http://peipa.essex.ac.uk/info/mias.html
Breast-Diagnosis
https://wiki.cancerimagingarchive.net/display/Public/BREAST-DIAGNOSIS
CBIS-DDSM
Curated Breast Imaging Subset of DDSM(https://wiki.cancerimagingarchive.net/display/Public/CBIS-DDSM)
■Radiomicsに利用できる公開データベース
The Cancer Imaging Archive(TCIA)では,医用画像と遺伝子の情報セット(The Cancer Genome Atlas (TCGA))が公開されています.
http://www.cancerimagingarchive.net/
(内山良一:Radiomicsに関係した文献とデータベース等の紹介,画像通信40(1)にて紹介)
The Alzheimer’s Disease Neuroimaging Initiative (ADNI)では,軽度認知障害やアルツハイマー型認知症に関わる画像データと遺伝子のセットが公開されています.
http://adni.loni.usc.edu
(内山良一:Radiomicsに関係した文献とデータベース等の紹介,画像通信40(1)にて紹介)
The Parkinson’s Progression Markers Initiative(PPMI)では,パーキンソン病に関する画像データと遺伝子データが公開されています.
http://www.ppmi-info.org/
(内山良一:Radiomicsに関係した文献とデータベース等の紹介,画像通信40(1)にて紹介)
TCIA(The Cancer Imaging Archive (TCIA))
www.cancerimagingarchive.net
■CT COLONOGRAPHY
CT COLONOGRAPHY
https://wiki.cancerimagingarchive.net/display/Public/CT+COLONOGRAPHY
■その他
Visible Human Project
https://www.nlm.nih.gov/research/visible/visible_human.html

■プログラミングに関するもの

C#プログラミングによる画像表示ソフトの作成(超初心者編) プログラム一式
http://www.img.hs.kumamoto-u.ac.jp/handout.html
(内山良一,福岡大輔,C#プログラミングによる画像表示ソフトの作成(超初心者編),画像通信35(2)にて紹介 )
OpenCV(Open source Computer Vision library)
https://opencv.org/
(原 武史:コンピュータビジョンにおけるソフトウェアの紹介 : OpenCVによる画像認識,画像通信35(2)にて紹介 )
R : The R Project for Statistical Computing
統計解析用ソフトウェアR
https://www.r-project.org/
( 李 鎔範:CAD のための統計解析の資料,画像通信32(1)にて紹介 )
DCMTK(Dicom ToolKit)
DCKTK は,ドイツのオルデンブルグ大学の OFFIS (Oldenburg Research and Development Institute for Information Technology)により開発された C++で書かれた DICOM ライブラリとソフトウェアです.
http://dicom.offis.de/dcmtk.php.en
( 福岡 大輔:プログラミングを用いた画像研究に必要な基礎知識,画像通信40(1)にて紹介 )

 

■AI研究に関するもの

ImageNet
スタンフォード大学のFei-Fei Li氏らが開発した,世界最大級のコンピュータビジョン用の画像データベースです.
http://image-net.org
MNIST(エムニスト)
手書き数字や文字などのコンピュータビジョン用の画像データベースです.画像認識のベンチマークとして用いられます.
http://yann.lecun.com/exdb/mnist/

■医用画像フォーマット(DICOM)

日本画像医療システム工業会(JIRA)
DICOM規格書www.jira-net.or.jp/dicom/dicom_data_02_01.html

■論文作成(文献検索など)

PubMed
米国立医学図書館内のNCBJがインターネット上で提供している生命科学分野の文献検索システムです.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/
(川下 郁生:論文作成に役立つサイトやソフト,書籍の紹介,画像通信31(2)にて紹介)
Google Scholar
和文,英文を問わず,論文,引用文献,書籍などを検索できる学術論文サーチエンジンです.
https://scholar.google.co.jp/
(川下 郁生:論文作成に役立つサイトやソフト,書籍の紹介,画像通信31(2)にて紹介)

 
■スリットやエッジなど

MTF測定に使用するスリットとエッジの購入方法に関して
 画像部会では、臨床画像評価セミナー,DRセミナーを全国各地で開催しています.その中で、会員の皆様からMTFの測定に必要なスリットやエッジはどこに売っているのですか?どうやって購入すればいいのですか?などの質問を多く受けるようになりました。そこで、画像部会でスリットとエッジを作成し販売して頂くルートを探しましたので、会員の皆様にお知らせ致します.(※この情報は2014年2月10日現在の情報となります.)

お問い合わせ先:

東芝マテリアル 株式会社(東芝マテリアルのサイトへリンクします)
https://www.webcom.toshiba.co.jp/tmat/jpform.php

営業拠点(東芝マテリアルのサイトへリンクします)
http://www.toshiba-tmat.co.jp/corp/mat_sales.htm
・スリット(スリット開口部のタングステン厚:2mm 開口幅:10μm)
  →参考価格30万円(鉱石価格、為替により変動)
・エッジ(タングステン厚:1mm 10×10cm:IEC規格に準ずる)
  →参考価格9万円(鉱石価格、為替により変動)
(尚、上記価格には荷造・運賃は含まれていますが、消費税は含まれていません)

 


掲載内容のほかにも有益な情報がありましたら,下のコメント欄にご記入いただき情報提供をお願いいたします.

「研究情報サイト」への5件のフィードバック

  1. GoogleのImageNetとか,文字認識のデータベースのMSIT(画像版)の入手方法を教えてください.

  2. ImageNet, MNISTなどコンピュータビジョン用の画像データベースへのリンクを作成いたしました.

  3. 日本放射線技術学会 標準ディジタル画像データベース[胸部腫瘤陰影像]のような医用画像分類のデータセットで数千枚規模のようなものがございましたらリンクを作成いただけますでしょうか。(dicomではなく、jpgやpng等他フォーマットのものでも大丈夫です。)

  4. 画像データベースへのリンクがありますので研究情報サイトをご覧ください。

  5. MINIJSRT_DATABASEのSuperResolution下の
    データセットの内、

    ダウンロード(256×256,RGB Color:24bit):
    SuperResolution01(RGB)

    ダウンロード(256×256,Index Color:8bit):
    SuperResolution01(Index)

    が、どちらもSuperResolution01(RGB)に
    なっているようです。
    お手数ですがご確認ください。

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